2008年03月12日
なぜ、ティーダは世界で一番売れている日産車になりえたのか?
『なぜ、ティーダは世界で一番売れている日産車になりえたのか?』Compact meets Luxury.「コンパクトがはじめて出会う上質」という独自のコンセプトのもと誕生した日産「ティーダ」の商品開発を題材に、「発想の転換」が、いかに大きな成功を生み出したかを解き明かしていく、ビジュアルブックのような新感覚・新発想のマーケティング研究書籍、刊行!
車変態として、そして日産党の党員として買わずにはおられず新幹線で読了した。
新幹線というと悠長だが、この本は30分もすれば読み終わることができる。
こちらの本の内容はあとにして、なにしろこの本はとてもお金がかかっている。
コレは紙関連の仕事をしている人なら誰でもわかることだが、何しろむちゃくちゃ金のかかった本だ。
前面カラーのコート紙で、本体の表紙は百科辞典のような高級感あるモノ、そこにブラスチックの透明のカバーまでしている。
なぜこの本なこんなに高級な作りにできたのかと言えば、単純にこの本は日産から多額の広告費を貰っているからだ。
本書は、今現在の日産ティーダのコマーシャルでこの本を前面に押し出してきているように、1冊の本を車のカタログとして、そして詳細な広告としてコミュニケーションを取ることを目的としている。
さて、本の内容だが、正直つまらない。
いろいろと、この車が売れた理由を挙げて説明しているが、そのどれもが違う車、違う自動車メーカーもしているようなことばかりだ。
あえてこの車がヒットした理由は、「コンパクトカーでありながら内装をがんばったこと」、この1点が大きい。
Webでのショートフィルムの試みも巧くできているが、だからと言ってティーダを買った人の多くがこのショートフィルムを見たということはないだろう。
(私は見たけれど・・・)
なにしろこの本は、本でありながら日産自動車のカタログであり、広告です。
リクルートの雑誌も同じように企業から広告をもらってタイアップしているのだが、こちらの本は何せ1500円だ。
1500円払ってまで、広告を買って、嬉しくなるのはティーダのドライバーだけじゃないかと思う。
この本の内容から得られるマーケティングのエッセンスはほとんど無いと思うが、こういった本を作れば経費が削減できると考えた幻冬舎のマーケティングセンスは素晴らしい。
http://www2.nissan.co.jp/TIIDA/C11/0801/index.html
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この記事へのコメント
1. Posted by
sigma
2008年03月12日 12:56
>クトカーでありながら内装をがんばったこ
>と」、この1点が大きい。
全く同感だ。先月、都内のショールームをまわったが、ティーダの内装は他の同じクラスの車種を圧倒している。
マツダ党員のぼくだけど、どこのメーカーの車をかってもいいというなら、ティーダを買うとおもった。もちろん試乗したら気がかわるかもしれないけど、内装の点、まさにそのとおりだと思う。