2008年06月20日
ドラマ「やまとなでしこ」でみせた中原欧介(堤真一)の祝辞
『やまとなでしこ DVD-BOX』Amazon.co.jp
フジテレビ系列で放送され大ヒットした、松嶋菜々子主演のラブストーリー。会話が楽しくテンポがいい、痛快なコメディだ。
国際線スチュワーデスの桜子。彼女の人生最大の目標は、究極の金持ちの男性と結婚することだ。最強の相手を見つけるために、その美貌を武器にして、合コンに忙しい日々を送っていた。ところがある日の合コンで出会った魚屋の欧介を、大金持ちの医者と勘違いしてしまう。
このドラマ自体とても面白いもので、テレビドラマベスト10に入れたい名作である。その中で堤真一演じる魚屋の欧介は、友人の結婚式でいきなりスピーチを依頼され、こんな言葉を贈ります。
このスピーチは結構ナイスなので、久しぶりに。
ファイマンは、 物理学者のリチャード・ファイマンはこんな事を言っています。
『数学や物理というのは、神様のやっているチェスを横から眺めて、 そこにどんなルールがあるのか、どんな美しい法則があるのか、 探していくことだ。』と。
最初からそんな法則はないと思うことも出来ます。
この宇宙で起こっていることが全て、 でたらめで意味のない出来事の繰り返しばかりだとしたら、 数学者たちは、なにもすることがなくなってしまう。
そんな退屈な宇宙に住んでいること自体、嫌気がさしてしまう。
でも、岡本はチェスの謎を解くことをあきらめませんでした。
おまけに、ゆりさんの様な人と巡り会うことが出来た。
ひょっとしたら、人と人が出会うことも、 そのルールにのっとっているのかも知れません。 もし、そこに何かのルールがなかったら、 二人がどっかで出会っても、そのまますれ違って 関わり合うことも、言葉を交わすこともなかったはずなのに。
宇宙の片隅のこの会場で、僕たちがこうして集まることが出来たのも、 そして、僕たちがこんなにハッピーなのも、 岡本が、たった一人の女性と巡り会ってくれたおかげです。
運命といういちばん難しい謎を、今日、彼が解いてくれたような気がします。
おめでとう。